日本社会の一員としてMCX(メルコ・クリエイティブ・エクスチェンジ)
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日本の地方にプレミアムな観光施設を開発し、地域経済の活性化を支援
2019年10月、メルコリゾーツは日本にフォーカスした270億円規模のホスピタリティ投資ファンド「メルコ・クリエイティブ・エクスチェンジ」(MCX)を立ち上げました。このファンドの目的は、特に観光開発を通じて日本の地域経済の活性化を支援することです。
地方にプレミアムな観光施設を開発
日本はメルコリゾーツの長期ビジネス戦略の要であり、大都市を超えた地方に可能性があると考える当社の強い信念が、このファンドの設立につながりました。そのため、日本の地方を訪れる国内および海外からの訪問客を迎えるプレミアムな施設を特定して開発し、運営することが、このファンドのミッションとなっております。
温泉リゾートと複合型スキーリゾートからスタート
MCXの最初の取り組みとしては、2つのプロジェクトを計画しています。一つ目は神奈川県の箱根にある5つ星の温泉リゾートです。そして二つ目は、長野県の奥志賀高原にあるスキー施設をMCXプロジェクトのもとで再設計し、通年で使用可能な4つ星または5つ星の美しい複合型スキーリゾートへと生まれ変わらせるプロジェクトです。双方ともに、既存の施設をMCXプロジェクトのもとで再設計することで、地元の環境や文化とより深く結びついたスタイルで生まれ変わります。
一流のパートナーを迎えて開発
MCXは、世界的な優れた人材を結集し、日本にプレミアムな場所を造り上げる素晴らしい計画です。例えば、箱根の案件ではプリツカー賞を受賞した建築家の坂茂氏と協力しており、自然素材を用いる建築法はこのリゾートに個性と存在感を与えるでしょう。またメルコリゾートのスポーツディレクターでありWTA世界女王でもある大坂なおみ氏が、スポーツと健康、ウェルネスをどのように結びつければゲストの皆様と地域の人々に貢献できるのかを、デザインチームを率いて企画していきます。
メルコリゾートのスポーツディレクター大坂なおみ氏
地域活性化への貢献をめざして
日本政府はすでに意欲的な観光戦略を打ち出しており、統合型リゾート(IR)は、その中で重要な役割を果たします。しかし当社は、ホスピタリティ、レジャー、エンターテインメントに豊富な知識を持つ企業として、IRだけではなく、日本中の地方に存在する様々な観光地の発展に貢献していきたいと考えています。