企業情報リーダーシップ
ハイエンドなリゾート体験を、日本で
私の夢は、世界に誇れる統合型リゾートを日本に創ることです。日本は世界有数のハイエンドな観光地になれるポテンシャルがそろっています。日本ほど歴史、文化、自然、最高の食事、完璧なインフラ、そして美しい四季の全てをこれだけ誇れる形で持つ国は他にありません。
個人的な話で恐縮ですが、私は5歳のころに初めて日本を訪れて以来、400回以上日本に足を運んでいます。日本への愛では誰にも負けません。私ほど日本に足を運んでいる大手統合型リゾートの経営者は、他にいないのではないかと思います。
傑出した品質を追求
我々メルコリゾーツ&エンターテインメントは「ハイエンドなリゾート体験をより多くの人にお届けしたい」との壮大なビジョンのもとに2004年に誕生しました。我々の開発するリゾートは傑出した品質を追求しております。
一つのリゾートの中に、おのおのハイクオリティなビジネス施設、エンターテインメント、食事、ショッピング、宿泊施設を継ぎ目のない形でそろえております。それらを作り上げるテクノロジー、デザイン、素材は常に一流のものを世界中から集めています。おかげさまでIRオペレーターとして世界で最も数多くのミシュランの星の数、フォーブスの星の数を誇り、他の追随を許さない高品質なリゾートとなっております。
21世紀、人々はかけがえのない体験、そしてそれに基づく自分だけのストーリーを求めて旅をします。我々はいち早くそれに気づき、その期待に応えられるリゾート開発を心掛けてきました。そして特にデザインとテクノロジーを重視してまいりました。エンターテインメントから宿泊施設、レストランまでいたるところにエッジの利いたデザインが散りばめられています。
ARやVR等の最新テクノロジーを駆使したエンターテインメントは他の追随を許しません。リゾート全体に太陽光や水処理の最新の環境技術も取り入れ、環境に配慮されたリゾートを作り上げています。また、安心してリゾートを楽しんでいただけますよう最新の生体認証技術も取り入れています。
日本で統合型リゾートを創出すること。それが我々の使命
このたびは日本での統合型リゾート・プロジェクトを提案する機会に恵まれ、大変光栄です。日本での統合型リゾート提案は、我々の事業の集大成としてとらえております。
誰よりも日本を愛し、誰よりもクオリティと環境とデザインにこだわり、ほかの誰よりも若い経営者として、地域再生を通して日本の社会に貢献できる自信がございます。日本の歴史、文化、自然、食事、四季に敬意を払い、一流のデザインとテクノロジーを使い、それらを未来に発信する形で、日本ならではの統合型リゾートを提案してまいります。
アジアに生まれ、300回以上も日本に通い、傑出した品質を追求してきた私が率いるメルコリゾーツだからこそ、日本に最も敬意を払う形で、日本の地域社会や経済に貢献するリゾートをご提案できると自負しております。
またマカオやマニラで成功してきた我々だからこそ、アジアの消費者ニーズを的確に把握するノウハウがあります。アジアきってのハイエンドな顧客リストも持っております。日本を愛する旅行者は世界中にいらっしゃいますが、最も大きな需要はアジアにあると思います。我々の消費者志向の理解とハイエンドな顧客リストは日本の統合型リゾートのさらなる成功のカギを握ると信じています。
さらに、日本の皆さんや政府が心配しておられる依存症対策やコンプライアンスに関しては、それらに対応できるテクノロジーやノウハウをすでに社内で蓄積してきました。その意味でも、我々が最も期待にお応えできる事業者であると自負しております。
日本の成長に貢献します
マカオやマニラで大きな実績を出した我々は、欧州最大の統合型リゾートをキプロス共和国に開発するライセンスを獲得しました。これらの国々では現地で最も雇用や経済に貢献している企業のパートナーとなり、現地での雇用やビジネスチャンスを作りながら成功を目指しています。日本でも現地パートナーとともに日本ならではの統合型リゾートを創り、成功させ、地域再生や日本の経済成長に貢献していく所存です。
前述したとおり、我々の最終ゴールは日本です。私たちこそが21世紀に最もふさわしい統合型リゾートを日本に創れるという揺るぎない自信を持っております。日本での展開においては、謙虚な姿勢と固い決意を持って臨みます。本社機能を日本に移すことも計画しています。
そして、日本政府、候補地の自治体、地元パートナー企業と足並みをそろえ、世界でいまだかつて誰も見たことのないエンターテインメントづくりに取り組んでまいります。
このホームページでは弊社について詳しく紹介しております。これから皆様とともに目標に向かって前進していきたいと心より願っております。引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド
メルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド
会長兼最高経営責任者(CEO)
ローレンス・ホー
Lawrence Ho
ローレンス・ホー プロフィール
メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(米国NASDAQ上場:銘柄コードMLCO)及びメルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド(香港証券取引所上場:銘柄コード200)の会長兼CEO。
21世紀のゲーミング及びエンターテインメントを世に送り出し、産業全体をリードすべく、グループ全体のビジョン及び戦略を統括。
2001年にメルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッドの経営権を取得後、レジャー及びエンターテインメントを提供する企業グループへの変革を先導し、革新的な統合型リゾートの創出を同社のビジョンとした。
フォーブス五つ星に輝いたブティックホテルのアルティラ・マカオに続き、ライフスタイルとエンターテインメントの新たな世界標準を生み出したシティ・オブ・ドリームスを開業。間もなく、同施設はミシュラン星付きレストランや、アジアを代表する水上ショーとなった「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」を擁するリゾート施設へと成長。
2015年に、ハリウッドからインスピレーションを得たスタジオ・シティを開業。エキサイティングな体験を求めてやまないゲストの期待に応え続けている。
2015年にはさらに、シティ・オブ・ドリームス マニラを開業。優れた品質と心躍る体験を提供する同施設は、フィリピンにおけるリゾートシーンを一変させた。
2017年に、メルコグループのリゾート開発と運営の実績に期待を寄せ、キプロス共和国は同国唯一のカジノライセンスの付与を決定。
2018年にシティ・オブ・ドリームスに新たに開業されるホテル「モーフィアス」には、ローレンス・ホーのデザイン及び文化への深い造詣が込められており、マカオのリゾートシーンを再び一変させることが期待される。
メルコリゾーツにおける経歴
2001年11月 | メルコ・インターナショナル・ディベロップメント 専務取締役に就任。 |
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2004年12月 | メルコリゾーツ&エンターテインメント 専務取締役に就任。同時に共同会長兼最高経営責任者に任命される。 |
2006年3月 | メルコ・インターナショナル・ディベロップメント会長兼最高経営責任者に就任。 |
2016年5月 | メルコリゾーツ&エンターテインメント 会長兼最高経営責任者に就任。 |
主な受賞歴
2005年
- 卓越したリーダーシップと企業精神を認められ、インスティテューショナル・インベスター誌が選ぶ「ベストCEO賞」を受賞。
- 中国市場学会の「第5回中国企業アワード・クリエイティブ・ビジネスマン」、香港タトラー(Hong Kong Tatler)の「リーダー・オブ・トゥモロー」、香港役員学会の「年度役員」などを受賞。
2006年
- 香港の社会的責任を背負う若手企業家として、国際青年商会香港総会の「10大傑出青年2006」に選抜される。
2007年
- スティービー・インターナショナル・ビジネス・アワード「ベスト社長」 ファイナリストに選ばれる。
- アジアマネー誌アジアパシフィックで「最も影響力のある100人」に選出される。
2008年
- 中国人民共和国民政部の「中華慈善賞」を受賞。
2009年
- 北京文化発展研究院を始めとする審査団の審査により「中華十大財智人物賞」を授与。
- 第1回アジア・パシフィック・アントレプレナーシップ・アワードで「年間青年企業家賞」を受賞。
2014年
- ファイナンスアジア誌の「香港ベストCEOs」の一人として5回目の登場。
- アジアン・コーポレート・ディレクター優秀賞を3年連続受賞。
2015年
- マカオ・ビジネス・アワードのリーダーシップ金賞を受賞。
2016年
- 2016年5月 メルコリゾーツ&エンターテインメント 会長兼最高経営責任者に就任
- 5度目となるコーポレート・ガバナンス・アジア誌主催のアジアン・エクセレンス・アワードで「アジアベストCEO賞」を受賞。