企業責任コミュニティ・ケア
地域社会(コミュニティ)への還元
事業開発のほかに、メルコリゾーツは、責任ある企業市民として、さまざまな活動を定期的に支援し、事業地のコミュニティの持続可能な成長に貢献するよう努力しています。地域文化を最大限に尊重する統合型リゾートの運営企業として、メルコリゾーツはさまざまな文化や教育、社会にかかわる努力にも積極的にかかわっています。
メルコリゾーツのCSR活動に関するビジョンは、コミュニティの人々の生活に変化をもたらすことです。青少年育成、教育、女性、文化遺産、環境 、責任あるゲーミングや全人的発展などの分野に貢献するために、メルコリゾーツは関連する社会問題に取組む包括的な戦略を展開し、それらの問題に立ち向かう数多いチャリティー組織に協力してきました。
DARE TO DREAM
「Dare to Dream(夢みる勇気)」 は、国際的に名声と権威のあるアーティストや巨匠にマカオの若者が接する機会を与え、芸術、文化、伝統、イノベーションを鑑賞し評価することを促進するメルコリゾーツの代表的なシリーズです。シリーズの目的は、若者が自分の最大のポテンシャルを発揮したいという欲求を刺激し、それを自主的に追い求めるための動機づけとなることです。
この代表的なシリーズで弊社はマカオ政府とのパートナーシップのもとで、それぞれの分野で世界的に名声のある2人の巨匠の下で学べる奨学金とインターンシッププログラムを提供しています。
一つは数々の賞を受賞した「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」のクリエイティブ・ディレクターフランコ・ドラゴーヌ(Franco Dragone)氏とマカオ理工学院のコラボによるプログラム、そしてもう一つは国際的なピアニストの巨匠のユンディ・リ(Yundi Li)氏とマカオ政府文化局の協力によるプログラムです。
マカオ政府高等教育サービス室とのパートナーシップによる次の「Dare to Dream」では、シティ・オブ・ドリームスの新しいホテル棟のデザインと建築を手がけた、世界的に著名な建築家の故ザハ・ハディド(Zaha Hadid)女史に接する機会を設けます。
2014年にMREは、日本での「Dare to Dream」プログラムとして、才能が認められた有望者に、有名ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏のインターンシップのチャンスを与える「Dare to Dream Design Awards」を開催しました。
ボランティア活動
メルコリゾーツはボランティア活動を高く評価し、推奨しています。毎年何百人ものボランティアたちがプライベートな時間をつぎ込み、ボランティアとして青少年、教育、女性、文化遺産、環境に対して、責任あるゲーミング、文化財や全人的発展などの分野で活動をしていることを誇りに思っております。
香港・マカオにおける台風ハト復興支援
2017年8月23日に台風13号「ハト」の直撃により、甚大な被害を受けたマカオのコミュニティの復旧活動を支援するため、メルコリゾーツは3000万マカオパタカ(約4億円)の援助基金を設立しました。また、約2500人の社員でボランティア部隊を結成し、瓦礫の撤去、飲料水の配布といった活動を迅速に行い、被災した数多くの社員や社員の家族を含むマカオ市民への緊急支援に貢献しました。企業活動より緊急支援を優先した活動は高い評価を受けています。